バンバドロのA種族値知らない奴いる?

ポケモン対戦勢 によるランクマ日記等

【セイムビート使用構築】【最高1700 最終168x】スパイクチャレンジのリベンジに挑んだ末路

〇はじめに

 お久しぶりです、持久力です。公式大会のセイムビートで悲願のレート1700を達成したので構築記事を書きました。前回の公式大会であるスパイクチャレンジでは日程を勘違いしたこともあり、レート1690という中途半端な結果に終わりましたが、今回は見事リベンジを果たしました。なお、大会前に開かれたGamewith様主催の仲間大会で4位を取った実績があり、(セイムビートルールにおける)構築の強さは保証します。(以下常態)

〇使用構築

トレーナーカード

〇コンセプト

・鉢巻ダルマですべて破壊する

・なるべく使ったことないポケモンを使う

エスバ統一、ミミッキュ統一に対する回答を用意する

〇構築経緯

・環境考察

・統一パは弱点が被るのと、ダイマを1匹にしか切れない以上そのポケモンの強さを十分に引き出せないため没。

・輝石複数使用可能などの追い風により受けループも一定数存在すると予測。しかし、どれだけ多いかまでは予測できなかった。よって、一応受けに対しても勝てるように構築を組むことを決意。

構築決定まで

・スパイクチャレンジで手ごたえがあり、受けに対して無類の強さを誇ったダルマポリサンダーを軸に考える

→サンダーが使えないのでラグを採用しようとするも使えないことを知り絶望する

→羽休めでダイマを枯らすなどサンダーと似た動きができそうで、龍舞による切返しも可能なので、前に育成した耐久振りカイリューを入れてみることに

→ここまででゲロ重いのが、ウオノラゴン、ミミッキュエスバ。これらに強いポケモンがドヒドしか浮かばなかったので、サイコエスバに殺される未来が見えつつも採用。

→ウオノラゴンに後出しできるのがドヒドのみであったので、ウオノラゴンに対してもう少し強くしたかった。また、思ったよりもキッスが多かったのでそれにも強い貯水のチョッキラプを採用。

→ここまでで電気の一貫を切りたかったのと、ダイマして強い物理アタッカーが欲しかったので珠ホルードを採用

ホルードエスバに弱すぎてほぼ選出できなかったので、エスバに強い地面枠かつダイマして強い物理アタッカーを探す。

→ガブかゲロゲに絞る

→ガブはジバコに対して何度も後出しできないのでゲロゲに。型はダイマして強いすいすいで採用。

〇個体解説

ダルマ 陽気AS @鉢巻

特性:五里霧
技:氷柱、フレドラ、地震、馬鹿力

 スパイクチャレンジに続いてお世話になった火力最強ポケモン。自分より遅いポケモンには無類の強さを誇る。しかし、今大会ではガブやミミッキュなどのダルマより速いポケモンが多く、スパイクチャレンジよりも刺さりは微妙であった。しかし、スカーフにすると誰もランクルスやピクシーに勝てなくなるので鉢巻のまま採用。選出圧はすさまじく相手の選出が読みやすくなる、と思いきや普通に初手カバから来られたりもした。また、DL調整をしていないので、初手にDLポリが来ると初手ダイマに怯えていた。

ポリ2 図太いH244B244C4D4S12 @輝石

特性:アナライズ
 技:再生、10万、冷ビ、イカサマ
調整意図:S=麻痺下の最速ラオス抜き(ランクマ用の調整)、H=16n-1

 ダルマと同様、スパイクチャレンジで使ってたやつ。というか、こいつにはランクマでいつもお世話になっている。ドヒドと役割が若干被っており、選出率は当初の想定よりも低め。

カイリュー 意地H116A140B4D12S236 @残飯

特性:マルチスケイル
技:逆鱗、ダブルウィング、龍舞、羽休め
調整意図:S=+1準速ドラパ抜き、HD=特化珠サンダーのジェットをマルスケ・残飯込みで確定3発(ランクマ用)、HB=特化珠エスバの大アタックをマルスケ・残飯込みで最高乱数以外は受かる、A=余り

 残飯の回復が入ることによって、マルスケ+羽によって受けれる範囲を増やせる。等倍のダイマ技はマルスケさえ残していれば大体羽連打で受かるので、対面からダイマを枯らすことが可能。相手にダイマを強要して羽連打で枯らした後に、龍舞ダイマで切り返す動きができると強い。が、フェアリーが2体いたり、ラプパルシェンなどの氷勢に怯えて選出できないことも。また、ステロ撒かれると機能停止する。

実はB個体値を甘えているので4振りする意味がない。次までに王冠使ってきます。

ドヒド 図太いHB @ヘドロ

特性:再生力
技:毒毒、再生、トーチカ、黒霧

 毎回サイコエスバ等に怯えながら選出していた。相手のドヒドの毒を喰らわないのは勿論だが、鉄壁ボディプレナットにも突破されないので、ドヒドナット相手にTODを仕掛けるために選出することが多かった。毒を入れてからの遂行速度が遅く積む隙を与えるので正直向いてないと思った。

ラプ 控え目H188B4C252D4S60 @チョッキ

特性:貯水
技:フリドラ、アリア、雷、零度
調整意図:C=特化、S=無振りアーマーガア抜き、余りH、BD=端数

 実はゲロゲと同じくらい選出していた縁の下の力持ち的存在。こいつのおかげでウオノラゴンやラプが重くなくなる。耐久ポケを零度で強引に突破できるのも〇。ポリ2に上から身代わりされたくないのでSに振った。ミラーの素早さ勝負にはほぼ勝てたが、さらに速い身代わりポリ2に当たった。交代際の零度はほぼ100%当ててたと思う。予想の7倍は火力がないので、扱いが実はむずかったりする。

ゲロゲ 意地A252H132D4S116@命の珠

特性:すいすい 
技:アクブレ、地震、冷パン、ドレパン
調整意図:A=特化、S=雨下で+1最速80族抜き、H=余り、D=DL調整

 本構築のMVP。ジバコ絡みのサイクルの駒として使うことも多く、耐久を少しでも確保したかったのでASぶっぱにはしていない。技構成は、メインウェポン+カイリュー・マンダ・キッス意識の冷パンは確定。ラプ・ミトム意識のウィップかポリナット意識のドレパンで迷ったが、ダイナックルを積むことでダイマ後も負荷をかけたり、回復によって体力管理もしやすくなるのでドレパンで正解だと思う。

 環境トップにダイマ込みでなら大体勝てるため、崩し枠としてめちゃくちゃ重宝した。こいつにダイマを切って3タテした試合も多い。初手ダイマすることを想定していなかったが、意外とゲロゲに初手ダイマを切る機会も多かった。冗談抜きでこいつが本環境の答えであると思っているし、こいつの強さに気づけた過去の自分を褒めたい。

 

〇選出

・基本選出…なし、相手のパーティへの刺さり具合に応じて柔軟に選出

・対エスバ統一…ゲロゲ、カイリュー、ドヒド

→ゲロゲで様子見しつつ、カイリューで全抜きする。

・選出率(大会当日;33試合)

ラプ60.6%(初手率12.1%)

ゲロゲ57.5%(初手率45.4%)

ポリ48.4%

ドヒド48.4%

カイリュー45.4%(初手2試合のみ)

ダルマ39.3%(初手36.3%)

→びっくりするくらい偏りがないです。

※試運転込み

ラプ57/97=58.7%(初手7試合のみ)

ゲロゲ37/63=58.7%(初手率44.4%)

ドヒド55/97=56.7%(初手1試合のみ)

ダルマ47/97=48.4%(初手率47.4%)

カイリュー46/97=47.4%(初手率11.3%)

ポリ42/97=43.2%

ホルード7/34=20.5%(初手4試合のみ)

 

〇重いポケモン

バタフリー

 ダルマ以外全員上から眠り粉されます。

・ゴチル

 ポリヒトデを使ってる宿命。積まれたら零度当てるしかありません。

・アロキュウ

 仲間大会で全然いなかったので舐めていた。その結果、2日目に催眠アロキュウと遭遇し、ラプが最長眠りして3タテされる。

リザードン

 初手ダイマされると誰か1匹死にます。

・ピクシー・ランクルス

 ラプの零度を除くとダルマしか勝てません。ダルマの高火力で分からせます。

・ポリZ

 唯一負けた統一パ。こっちの零度は5回打っても当たらないのに、相手は電磁砲ちゃんと5割で当ててきた。

・キッス

 巧み無限に積まれると全員死ぬ。エアスラ∞怯みはどうしようもない。日差しキッスとかマジフレもケアしなきゃいけないし面倒。

〇あとがき

 1700乗った後に欲出してもう数戦したので最終レートこそパッとしないですが、悲願のレート1700に到達できて本当にうれしかったです。2日目に運負けを連発して失速し、レートサボってまでこっちに命を懸けていたこともあり、焦りました。しかし、最終日にレート1700代の人から吸えたのがデカかったです。正直自作の構築としては歴代最強だと思っています(本気で)。しかし、やはり上の方との実力差も痛感しました。もっと強さを引き出せるようなプレイングを身につけたいと思いました。そして、本構築の完成は、フレ戦に付き合っていただいた方々や仲間大会を主催して頂いた方々のおかげでもあります。本当にありがとうございました。