バンバドロのA種族値知らない奴いる?

ポケモン対戦勢 によるランクマ日記等

【最終最高爆死】有名強者の構築・育成論をほぼ丸パクリしたものの末路【ジムチャレンジ使用構築】

〇はじめに

 お久しぶりです、持久力です。ジムチャレンジという公式大会に出場しました。公式大会に出場したのは久しぶりでした。セイムビートに引き続き1700入りを目指しましたが見事に爆死しましたので供養も兼ねて投稿します。(以下常態)

 

〇構築経緯

 事前考察として、ミミキッスドヒドの3強になると予測。ドヒドキッスに強く、ミミッキュにもほっすりで麻痺を入れつつ削りを入れられる点を評価し、ストリンダーから始動する。

→ストリンダー自体はダイマ適性がそこまで高いポケモンではない(適性がないわけではない)ので、ダイマエースを考えた。ストリンダーとの補完から地面の一貫を切れるポケモンが欲しく、キッスとルチャブルに絞った。キッスにしてしまうとバンギがゲロ重くなりそうなのでルチャブルに決定した。

→自作の表にルチャブルのアイコンを入れた瞬間、体に電撃が走った。ルチャブルで結果が出した構築があったぞと。そう、かの有名な965氏がS1に最終1桁を獲得したあのコータスルチャブルブラッキー構築である。ブラッキーこそ使えないものの、コータスの欠伸ステロ展開+剣舞珠エースのルチャ+ストッパー(らしい)のミミッキュという並びは使えるため、そのまま採用することにした。この時点で、ストリンダーやコータスで状態異常を撒いて、ルチャやミミで貫くという構造ができていた。

→特殊のダイマエースが欲しかったため、蝶舞して全抜きできそうなモスノウを採用。

→ドヒドに気持ち強い襷枠としてブリムオンを採用。

 試運転で回した結果、以下の点を変更した。

・バンギが重すぎたので後投げできる駒として、以前某恥饅頭が紹介していたタルップルを採用。
・襷枠をブリムオンからダルマミミキッスに雰囲気強い(勝てるとは言ってない)ジュラルドンに変更。
コータスの持ち物をオボンから残飯に変更。これにより、ステロを撒く前に欠伸連打するだけでも、アドが取れるようになり、体力管理もしやすくなった。
ミミッキュの持ち物は原案ではラムだったが生きる場面が想定できず、紆余曲折を経て爪ミミッキュに落ち着いた。
・タルップルの技構成を原案の宿り木から度忘れに変えた。これによって、ラプラスも対面から起点にすることができる(勝てるとは言ってない)。

以上の過程を経て構築が出来上がった。

〇個体解説

・ストリンダー

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 軸ではあったが、当初の想定ほど選出できなかった。麻痺を撒いても結局裏の負担が軽くなるわけでも、ルチャが安全に積めるわけでもない。そもそもミミッキュとの対面がそこまでできてないので、ボルチェンとかでもよかったかもしれない。ラムキッスにたくまれた場合の切り返しを想定していたが、ステロ込みでも大サンダーで落ちずに発狂していた。

ルチャブル

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 剣舞を積まなくてもダイマの火力でごり押すことも多い。スチルではなくアース用の穴を掘るを採用しているが、これによって、ストリンダーやウィンディへの打点になったり、特防を上げながら殴り合えたりした。+2珠ジェットで無振りダイマミミッキュは各1なので、鋼打点がなくてもそこまで困らなかった。

コータス

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調整意図:965さんに聞いてください

 過労死枠。体力管理やステロを撒くタイミングが本当にシビア。なぜかウィンディで受けようとしてくることもあるので喜んでステロを撒いていた。放射やボディプレで耐久のないポケモンに負荷をかけれる点も高評価。Bに振らなくても素で堅いため、Dに振ることで基本何が来ても1発は耐えるほどの耐久があった。また、大サンダーや大フェアリーで無理やりループを回避する場合もあるためダイマを切らせる性能も高く、かつそれらを耐える耐久もあるので最低でもダイマターンを2ターンは枯らせる。

ミミッキュ

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 原案者が見たら、「なんだよ、このおもちゃ」と怒りそうな運ゲーマン。アッキや光の粉を試すも全く生きず、大会前日の夜に爪ミミッキュを思いつく(思いつくな)。これによって、加速されようが2割の確率で上から行動できるので、あわよくば皮を残して突破できること、ミラーの同速運ゲーを一方的に6割の確率で制することができる点を評価した。実際、同速は爪のおかげで常に勝っていた。キッスの怯みゲーの拒否も兼ねていたが、一回も動かなかった。

・タルップル

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調整意図:HBほぼぶっぱ。S:30族が意外といたのでそれらを意識。

 置物枠。 ドリームは全くないわけではなかったが、ほぼ出せなかった。バンギに対する受け駒とは言いつつも、基本選出の場合全員何とかなるのでそこまで必要ではなかった。もう少し出しどころを明確にすべきか。が、ラプのダイマを枯らしたり、あと一歩で詰ませれたりしたので、ポテンシャルはあると思う。鉄壁による物理受けは勿論、度忘れによって対面からラプを詰ませる動きができるが、実際は零度を1発で当てられるだけだった。一撃技アンチ委員会あったら理事になります。

 

・ジュラルドン

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 扱いの練習が足りず、プレイングミスの一番の原因はこいつの扱いについてであった。ダルマに対面勝てるポケモンとして採用したが、怯みやアースのD上昇のせいで逆にぼこされていた。また、ステロがあると腐るため、ステロ撒きそうなのがいれば出さないようにしていた。なお、ミラコで無振りダイマキッスを落とせるようにHに振っていたが、襷ミラコは1回しか使わなかったし、役割対象のキッスを処理できたわけでもない。おとなしくCSで良いと思うし、ステロや電磁波の方が汎用性があると思う。

〇選出

・基本選出…コータス・ルチャ@1

→ルチャで剣舞したら全員死ぬパーティーが多かったので基本はこの選出。@1はキッスを重く見るならストリンダー、ダルマミミキッスが怖いならジュラルドン、困ったらミミッキュを投げる。なお、ダルマ入りには絶対に初手コータスから入って、トンボも居座りもケアの欠伸を押す。身代わり?知らない子ですねえ…

 

〇きついポケモン

トゲキッス

→巧まれたらそこで試合終了です。

・ダルマ

→動きは決まってるが何だかんだきつい。特に、裏からスカーフダルマが出た時の絶望感はミミッキュをほうふつとさせる。ちなみに、8-8.5割くらいの確率で初手に来る。

ラプラス

ダイマは全然きつくないが、壁ターンを枯らすのが大変。粘土はやめてください。弱保ケアで弱点を突かないようにすると余計削れなくて困る。また、絶望的な状況になったら零度を1発で当てて解決しようとする、ラプラス使いの風上にも置けないゴミはマジで死んでください。一撃技が毎回一発で当たったらゲームバランスが崩壊します(切実)。しかもそういう人に限って、2連ウォールや有効急所も同時に引いているので、ガチで運だけでしか勝ててないんだろう。

・サニゴーン

→大会当日に急増したためメタがない。ミミッキュなら安定して勝てるが、特性がチート。ダイマ切らされるか、3ターン以内の交換を強いられる。大地持ちのチョッキから、壁、渦潮・度忘れ・鈍い・地下水までありとあらゆるサニゴーンにぼこされた。

ギガイアス

ルチャブル剣舞積めないと誰も殴り勝てない。積めていても弱保やイバンケアでジェットから入らないといけないのでワンパンは不可能。

・モルペコ

→オーラ車で先に加速されたら終わり。なので絶対に初手に出し負けてはいけない。捨て台詞やボルチェンによって上から逃げられて襷を温存されたりするとうざい。挑発もあるのでコータスで欠伸ステロしてはいけない。何が何でも襷を削る。

ゴチミル

→論外。時間だけ無駄に使って、終了ぎりぎりで1匹だけ倒してTOD勝ちとかポケモンじゃない。別ゲーです。実は被選出率が低い(1/3)ため、ケアするかどうかの択になりやすい。

 

〇反省点

・勝ちパターンが1つしかなく、その動きを通せれば勝ち、通せなければ負けという試合が多かった。特に、最速起きは負けに直結するので切り気味に動かなければいけない。

・相手のラストの選出次第で一方的に択が生じてしまい、苦しかった。特に、ルチャの同速を回避するためにジェット圏内まで削るか、何も気にせずアース等で突っ込んで1匹温存するかの択で無限回悩んでいた。

コータスのステロを撒くタイミングが難しい。大サンダーやフェアリーは読みやすいのでステロを合わせたりできる。しかし、ラムが裏にいるのに初手のポケモンを寝かせたり、2匹目のラムをケアしたら普通に交換されて何もできなかったりするなど、相手に合わせた立ち回りが必要でやりにくかった。

・ドヒドがあまりおらず、ダルマやルチャが予想よりも多かったが、それらに対する修正案がやや甘かった。また、いつもなら対策する中堅ポケモンも、厨ポケの対策を重く見ておろそかにしてしまい、事故死が多発した。

・ラムキッスへの切り返しが甘かった。他のラムは裏込みで立ち回りでごまかせるが、キッスだけは元々きついこともありほぼボコされていた。ステロや放射で削れば、チョッキストリンダーで確実に殴り勝てるが、そのことを知った時には大会が終わっていた。

〇終わりに

 今まで毛嫌いしていたこともあり、ほとんど使ったことのない展開構築でした。対策していない相手には格上相手でも刺さったので、ハマった時は爽快ですが、考えることが多く疲れやすいです。それでも、1日中ポケモンをやったのが久しぶりだったので、少し楽しみを思い出した気がします。次こそは、最終レート17越え目指します。

 フレ戦に付き合っていただいた方々、練習会を主催していただいた方々、構築組む上で(勝手に)参考にさせていただいた方々、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。ふがいない成績に終わり申し訳ありませんでした。